こんにちは。
和歌山県紀の川市にある。放課後等デイサービスK-if(けいふ)のやかんリーダーです。
10月の木曜日のプログラムの報告をしていきたいと思います。
10月の目的は、『精密な工作』『全身を使って投げる』『コントロールする』が大まかな目的にしており、10月のプログラムは『めんこ』でした。
1週目は自分のめんこを画用紙を使って作成してもらっています。この際に採寸の仕方を知らない児童には、スタッフが手伝っていますが、採寸の仕方を知っている年代の児童に関しては、基本的に手助けは無しで作成してもらっています。ただ、中には適当に作成しようとする児童も一定数いてます(特に高学年)。
そんな児童には『ちゃんと作らないと負け続けることになるよ?』とだけ優しく忠告しました。www
勝ち負けにこだわらない児童であっても高学年になるとなぜか必死になるんですよね!www
なぜかって?
一度や二度負けることは当たり前です。
年下に負けることもあるでしょう。
しかし、
年下に負け続けるということは、プライドが邪魔をして許せないんです。
特に自分の方が優れていると自覚している相手であればあるほどに。
要するに、普段は『年齢』や『出来る事の数』で、相手と自分の優劣をつけているということになり、発達段階としては普通に通過する内容ではありますが、相手と自分を分けて、『相手の長所・短所を認める』『自分の長所・短所を認める』ことが必要になってくるので、今回の件であっても、『めんこに関しては、相手は〇〇なところが上手で、自分は〇〇なところが苦手だった。相手の上手な部分を取り入れよう』という考えに至ることができたら、周囲の人から学び続けることができるようになっていくように感じます。
この感情自体は下手をすると『劣等感』に変わってしまう可能性はありますが、全て物事は表裏一体になっているので、思考のプラス化が必要になってきます。