こんにちは。
紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービスK-if(けいふ)のやかんリーダーです。
6月の木曜日は、人間クレーンゲームと題しまして、指先を使った作業療法にありそうな内容をイメージしたゲームを行っています。
学年や当人に応じた内容として週を重ねる事に少しづつ内容を変化させていっています。
最初は全員 利き手の親指と小指でジェンガを移動させる
小学校低学年 利き手の親指と小指を使ってジェンガを掴み移動させる
小学校中学年 逆利き手の親指と小指を使ってジェンガを縦に積む
小学校高学年 利き手で箸を使って、ブロックを移動させる
中学生以上 逆利き手で箸を使って、ブロックを移動させる
と学年別に、当人たちの能力に応じて難易度の最大値を振り分けています。希望者によっては、自分の現段階の学年以上の内容をしている児童もいましたが、そこは個人の自由ということで可としています。
また、今回は他者と対戦する形式をとっており、対戦相手を自由に選ぶことが出来るようにしています。その為、対戦結果としてどちらかが負ける状況でもありました。
勝負事に負けることを嫌がる児童もいましたが、常に勝ち続けることが出来る勝負はなく、負けたところで大きな損失がない状態で『負け』を経験しておいてもらうことも大切だと思い対戦形式にしています。
昨今の運動会では、かけっこなどの勝敗を決する内容の競技で負けた子どもがかわいそうだからという理由で、勝者も敗者も作らない為に競技自体をしない。もっとひどいのは順位が明らかに着いている状況で全員を1位にしている。
社会に出て仕事をしていても同じことが言えるのでしょうか?
私は否だと思います。なので可能な限り負けても心がおれない強い心をもってもらればと思います。