プログラム

2023年9月土曜日

こんにちは。

和歌山県紀の川市にある放課後等デイサービスK-if(けいふ)のやかんリーダーです。

9月の土曜日は、『野外調理の準備』をしています。来月のプログラムは、野外調理を行う予定になっていますが、K-if開設当初より利用してくれている児童に関しては、何度も野外調理を実践していますが、今年度から新しく利用を始めてくれている児童にとっては、初めての活動になります。その為、事前準備として、火の着け方、消火方法、道具の使い方などの野外調理で必要となる基本知識の獲得をするための準備期間を9月のプログラムにしています。

経験者にとっては、すでに認識している内容にはなりますが、復習することで再認識する機会にしています。当事業所では、『知っている』『出来る』『教える』の三段階で『教える』ことができるようになって『理解』できてると判断していますので、如何に経験者であり、すでに知っている内容の説明・話であっても未経験の児童と同様に説明を聞いてもらっています。※『知ってる(分かってる)から聞かなくていい』という児童に対しては、『理解しているなら代わりに説明してみてください』と促します。

他者に対して物事を『教える』ということは、その物事を嚙み砕いて説明できるようになっている必要がありますし、相手からくる質問にも答えられることが求められ、答えられないことに関しては、自分の理解を深める為に調べることも時には必要となります。近年では、『Google先生』がいるので、調べる手間はかなり簡略化されていて助かりますが、検索したキーワードによっては自分の調べたい内容でない場合や内容は合っていても書かれている文章の読み取りが困難な場合もあります。

指導者とは、上記のような作業を行うことで、成りえると者をさしていると思います。今ここにいる子どもたちもあと20年もすれば教える側になる年齢になります。そうなった時になってから悩むよりも教えてもらえる環境がある時期から学んでいってほしいと思います。

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