こんにちは。
和歌山県紀の川市にある放課後等デイサービスK-if(けいふ)のやかんリーダーです。
9月の木曜日は、『真っすぐ立って姿勢を保持する』ことを行っています。今回のプログラムでは、10分間両足に同じ荷重をかけて立位を保持する為に、以下の条件のように設定しています。
1、両足を肩幅以上に広げる
2、膝は曲げない
3、上肢を使って腰より下で支えない
以上のことに意識してもらうことで、両足に均等に荷重がかかり真っすぐ立つこと目指しています。子どもたちだけではなく大人も含めて、人は交互に重心を動かしながら立位の保持を行っていますので、上記の条件を付けることで両足のみで立位を保持することになります。
時間は10分と決めており、過度な負担になり過ぎないように配慮していますが、負荷をかけたいという児童も中にはいたので、その場合は、足の幅を広げることで負荷をかけることができ、希望児のみおこなっています。初回に限り、簡単だと足を広げ過ぎた児童は後悔することになったのは言うまでもありません。
『起立・気を付け・礼・休め』という号令を聞いたことがあるかと思います。実際に社会人になっても必要な場面というのはありませんが、『立ち姿』とは相手に与える自分の印象に大きな影響を与えると思います。
想像してみて下さい。
背筋を伸ばして立っている人と猫背になって立っている人があなたに商品の営業をしています。
どちらも同じ商品で同じ金額です。
どちらの商品を買いますか?
おそらくほとんどの人が、前者から買うと思います。理由は『背筋が伸びている=自信に満ちている』という印象を相手に持たせ、『自信に満ちている人の薦める商品だから』という付加価値が勝手につくことになり、購入確率が上がることになるからです。
まぁ他にも相手に良い印象を与える項目はあると思いますが、外見を変えることは難しいですが、所作に関しては日頃の意識で変えることはできますし、立ち姿もその一つである考えます。なので、子どもたちには簡単な内容であったかもしれませんが、今回のプログラムの実施につながりました。