こんにちは。
和歌山県紀の川市の放課後等デイービスK-if(けいふ)のやかんリーダーです。
5月の火曜日のプログラムの振り返りをしていきます。
ちなみに火曜日は『ミニゲームにルールを追加して理解力の向上を目指す』が基本指針にしています。
そ・れ・で 5月のプログラムは『竹の子ニョッキゲーム』です。
基本的なゲームのルールとしては以下のルールです。
・トランプを決まった枚数をランダムに選出
・トランプの図柄に合わせて行動を決める
・掛け声と同時にトランプをめくる
・参加者はトランプの図柄を確認してから指定のポーズを行う
・正しく、早く指定のポーズが取れた人がトランプをゲットして、トランプを集める
先月の内容と類似していると感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、今回のゲーム主なテーマは『条件の理解』です。
もう少し詳しくいうと
『手を挙げて下さい』と口頭の指示を出した時に手を挙げることができる。
のと
『笛を鳴ったら手を挙げて下さい』と口頭指示を出し、笛を鳴らした時手を挙げることができる。
では、『手を挙げる』という行動は同じですが、その結果につながるまでの工程は異なり、後者の方が複雑になりますが、この条件付きの行動を理解することができるようになっていけば、少ない指示で、多数の指示を送ることができるようになりますし、実際使われていることが増えてきます。
例えば、中学校でいうと時折ある『今日は45分授業です』この一言で、その日の学校でのタイムスケジュールがすべて変わります。
こういった『〇〇=〇〇』のような『暗号』『サイン』の意味を理解することが必要な場面は多数出てきますし、どんどん複雑化していきます。
仕事するようになるとさらに複雑化していきます。例えば『会議の準備お願いします』という一言に『会議の資料』『会議場所の確保』『会議参加者の時間調整』『物品の準備』等々数え出したきりがないくらいの指示が隠されるようになってきますし、隠されている指示を『聞いてない』『言われてない』で、許される場合は少ないと思います。
なので今回のゲームはそんな『条件の理解』の基礎の基礎をテーマにしたゲームでした。