こんにちは。
和歌山県紀の川市で放課後等デイサービスK-if(けいふ)で働いています。やかんです。
今月の木曜日のテーマは、受け身の練習ですが、子どもたちに『受け身の練習』をするなんて言ってしまえば、なんの遊びもなく伝わってしまうので、子どもたちには『上手にこける練習』と伝えていました。
ワタシ、ウソ、ツイテ、ナイ。ニホンゴ、ムズカシイ。
まぁテーマは受け身の練習ですが、やり方や説明の仕方は、ほとんど『遊び』ですから事実嘘ではありませんし、参加した子どもたちも楽しんで参加できていました。
時にこの投稿を読んでくれている皆さまは、『トランポリン』という設備をご存じでしょうか?
ご存じの通り『飛び跳ねる』動きをするものです。
現在少し大きい公園などにドーム型のトランポリンが設置されているところもありますが、このトランポリンで遊んでいる子どもが、『使用中、他の子どもと接触し、転倒し骨折』なんて情報を聞いたことはないですか?
これは、『トランポリン』を使うときの『受け身』を知らないから起こってしまう事故です。しかし、トランポリンは安全に遊ぶことができれば、子どもから大人までがそれまで感じた事のない感覚(浮遊の疑似体験や自身の筋力以外を使っての跳躍など)を感じることができる道具です。
道具ということは正しい使用方法があり、誤った使用方法を行うと怪我をします。至極当然なことです。
なので、今月のテーマである受け身の練習では、前に転倒した時と後ろに転倒した時の手の付き方を中心に練習しています。
正しい手の付き方は、肘が突っ張ってしまわないように手を着くことです。
後ろに倒れそうな時って後ろ手で手を着いてしまいますよね?その着き方をすると肘が伸びきった瞬間に
自身の体重×重力×トランポリンの反動
がかかり、逃げ場のない力が関節に集約してしまい脱臼や骨折といった怪我につながります。
せっかく遊ぶなら楽しく、安全に遊んでほしいものです。