火曜日担当のパグリーダー。
今月のプログラムは、『デザートゲーム』でした。
ゲームのルールは、昔某テレビ番組でやっていた『数取団』を基本に考えました。
簡潔に説明するとリズムに合わせて
物の名前を出題する→そのものの数え方(単位)を答える→物の名前を出題する→そのものの数え方(単位)を答える
例) 桃→1個→椅子→1脚
このゲームを実施しようと考えた理由は、物に合わせた単位を知らない児童が多いと感じたからです。
例えば『家で動物飼ってる?』と質問したさいに『2人犬を飼ってるよ』など会話の中で、物の数え方(単位)の認識があやふやになっており、補足変換できる大人であっても一瞬『えっ?』驚く場面もありました。これが同級生となると間違いを指摘されてしまうことで、自信を無くしてしまい上手く喋ることができなくなるかもしれません。
なので今回『ゲーム』という間違えてもやり直しが効く状況の中で、反復しながら知っている物の数え方(単位)を増やしていってもらいました。
週を重ねるごとに増えていく物の名前と数え方。中には一般的に使う?と感じてしまう物もリストに挙げてました。
同じ衣類であっても、Tシャツなどの上の服は『1着』、ズボンなどの下の服は『1本』と違いがあることを初めて知った児童もいます。他者とのコミュニケーションをとる上では些細な事かもしれませんが、『塵も積もれば山となる』と信じて、今K-ifに来てくれている子どもたちの知識になってくれたらいいなと思います。
さて私事ではございますが、8月末を持ってこのK-ifを退職することになりました。なのでこの記事を読んでいる頃にはK-ifにはいませんので、代筆という形にはなりますが、最後にメッセージを残したいと思います。
ここで子どもたちと出会い、一緒に過ごしたことで、僕自身にやりたいことができました。そう思えたのは、K-ifに来ている子どもたちが日々できなかったことができるようになり成長していく様子を間近で見ていたことで、僕自身もチャレンジしたいという気持ちになりました。短い間でしたがありがとうございました。