プログラム

2022年5月の木曜日のプログラム

木曜日のプログラム担当のやかんです。

木曜日のプログラムのテーマは『垂直飛び』です。

まずは『ジャンプ』の原理について説明していきますと………………………

①腕を振る

②腕を振り切ったタイミングに合わせて地面を蹴る

ジャンプの工程は以上です。

文字的には簡単ですが、もっと細かく書いていくと

①腕を飛びたい方向に素早く振り、止める。

②止めたタイミングに合わせて、両足(片足)で地面を振り上げ、止めた方向に向かって蹴る。

さらに高く飛ぼうとするのであれば、

①腕の振りの速さ

②振った腕を止める方向

③腕の振りに合わせる蹴りのタイミング

④蹴る方向

⑤下肢の筋力

が高水準で嚙み合えば、理論上は高く飛べます。

はいっ⁉ここです⁉

2動作以上を組み合わせ、合わせられる時間が短い動作。それが『ジャンプ』です。

実はと~っても高度な動きなのです。

子どもたちとしては単なるジャンプですが、このジャンプの練習をすることで、時間差の2動作の練習になっています。

ではこのページをご覧の皆さんに質問です。

『時間差の2動作』に当てはまる小学生の体育で実施する運動は何でしょう?

正解は色々あると思いますが、私は『縄跳び』が一番最初に浮かんできます。※私の個人的な見解ですのであしからず。

まぁ何が言いたいかと言いますと、どんなスポーツであっても2動作以上の動きを同時もしくは時間差で連動して行う場面が出てきます。その動きは『反復練習』でしか身につけることができません。しかし、逆に考えると運動が苦手あっても反復練習を行えば身に付けることができるということでもあります。

反復練習は地味で達成感も感じにくく、長期的にモチベーションをキープすることも難しいですが、『やりきる』経験を積んでいくことで、忍耐力が向上し『諦め癖』の解消、自分のペースで努力することで、自分を律する力を養っていけると考えています。

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