プログラム

2025年2月木曜日

こんにちは。

和歌山県紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービス K-ifのやかんリーダーです。

2月の木曜日は、『崖っぷちゲーム』をしています。

今回は特に難しい内容は含まれていませんが、肉体的疲労感が高い内容になっています。

まず、2cm程度の段差を作ります。その段差から踵がはみ出るように立ちます。この時、母指球がギリギリ乗る程度に調整します。この状態で5分間耐久でバランスを取り続けることを目指してもらいました。

下半身が不安定になる状況下で、上半身を安定させる為に『体幹』が必要となり、踵に設置する床がない状況なので、足首にかかる負担が増加し、可動域が狭いとふくらはぎへの負荷も増加してしまう為『足首の柔軟性』が求められます。また、普段は足の裏でバランスを取っている状態になっていますが、その一部(踵部)が使用できなくなる為、バランスを取るために普段以上に繊細な体重移動が要求されます。最後につま先立ちすることで、『ふくらはぎ(腓腹部とヒラメ筋)への負荷』がかかり、下肢筋力の増加が見込めます。

たった5分。しかし、5分間耐えることはなかなかに難しく、つま先立ちでバランスを取り続けるということは、ヒールを履いている状況に類似してるので、イメージしてもらいやすいかと思います。

私個人としては、公園などの遊ぶ場所が少なくなっていたり、ゲームなど屋内での過ごし方が充実していることも相まって、子どもたちの運動機能の低下は著しいように感じています。特に下肢筋力は、介護が必要となる時期を早める他その重度化にも影響していくように感じます。

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