こんにちは。
和歌山県紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービスK-if(けいふ)で勤務している やかん リーダー です。
8月の金曜日のプログラムの報告をしていきたいと思います。
8月は、『洗濯』をしてもらっています。今では当たり前になっている洗濯機ですが、洗濯機がなかった時は、洗濯板を使って洗濯していました。今では考えられない重労働です。
今回洗濯をする要因になったのは、『災害時』を想定してのことでしたが、8月の中旬に九州で起こった地震。こんなにリアルタイムで、且つ子どもたちに危機感を感じてもらえるタイミングになりました。
地震後の実施日は、実施前に洗濯の必要性と大変さを改めて説明しています。その為、洗濯している表情は真剣になっており、プログラムとしての効果は高かったように感じます。
洗濯板で洗濯をする機会は、ほとんどないと思いますが、洗濯板で洗う動作は、結構頻繁にされているのではないでしょうか?
具体的には、テーブルを拭く布巾を洗う、汗を拭ったタオルを水洗いする、雑巾を洗う等々洗濯するまでもいかないが、ゆすぐ程度には洗いたいなどの場合に多いのではないでしょうか?
事業所でも上記のような機会は多いですが、子どもたちに自分でするように声を掛けて実施している場面を観察していると、濡らして絞るだけになっていることが多々見られています。
私自身は、学校での掃除で雑巾を絞っているときに、洗濯の楽しさを感じることができましたが、『掃除』に楽しさを感じることはかなり稀なことだと思っています。ただ、生活していく中で、『掃除』『洗濯』は出来る方がよく。現在社会において『女性が家事を行う』という考えや風習はなくなっている傾向にあるため、男女に関係なく、家事スキルは生活上必要になります。小さいころから家事をする習慣があれば、大人になった際に違和感なく出来るようになっていると思うので、今後も継続していきたいと思います。