プログラム

2024年5月木曜日

こんにちは。

紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービスK-if(けいふ)のやかんリーダーです。

5月の木曜日は、散歩をしています。わざわざプログラムとして企画することもないであろう内容になっているように思いますが、今回の目的は、『集団で安全に目的地まで歩く』『低学年・中学年・高学年それぞれの役割分担の違い』の2点です。これに関しては、プログラム開始時に参加児童に声を掛けています。

子どもたちに声を掛けたことはもう一つあり、それは『雨天決行』であるということです。

雨の日に外に行くこと基本的にないと思いますが、雨の日に移動することは仕事をしていればそんな日もあるかと思います。

『雨だから』という理由だけで、屋外に出れないということにはならないと思います。雨には雨用の準備を行うこと。雨だから傘などで普段よりも遮蔽物が多く、視野の確保が難しい状況での移動の仕方などを今月の木曜日で子どもたちに経験してもらう予定でした。

予定は未定とはよく言ったものです。

5月の木曜日は、どの週も快晴。なんなら5月と思えないくらい暑い日もあり、雨天決行と気合を入れていましたが、雨天はなく肩透かしにあった気分です。

今回の目的の一つ目は、高学年にとっては簡単な内容だったと思いますが、それはあくまでも対象が『自分のみ』であった場合です。特に『他者』に興味の薄い子や『集団』に慣れていない子にとっては、如何に高学年であったとしても『集団での移動で安全に移動する』ことは難易度は跳ね上がります。今回普段あまり引率しないリーダーに先頭を歩き、先導してもらっていますが、大人でも難しかったようです。

この記事を読んでくれている方が、いったい何人いるか。どんな職業の方なのかはわかりませんが、想像してみてください。

出発地点(K-if)から目的地(平池緑地公園)

引率者と子どもを合わせて、合計13人で移動します。

内訳は以下の通りです。

小学校1年生 3人 (ABC)

小学校4年生 3人 (DEF)

小学校6年生 3人 (GHI)

中学校3年生 1人 (J)

引率者    3人(L1、L2、L3)

集団での移動で安全に移動する為には、引率者はどんなことに注意しながら移動しますか?

恐らく当たり前のようにしていることなので、改めて質問されるとなかなか言葉で伝えることは難しいと思いますが、この質問に答えられることが、『療育』であると私は思っています。

TOP