こんにちは。
和歌山県紀の川市の放課後等デイービスK-if(けいふ)のプレリーダーです。
6月の月曜日のプログラムの振り返りをしていきます。
6月は『折り紙昇段試験』をしています。
毎週30分程度の練習で、レベル別で一つの作品の折り方を覚えて、試験管(仮)の前で実技試験を行い、発表しています。
レベル別の作品内容はこちら
レベル1 チューリップ
レベル2 犬
レベル3 だまし船
レベル4 パクパク
レベル5 手裏剣
レベル6 ???
レベル7 ???
今回子どもたちが達成できたのは、レベル5の手裏剣までだったので、次回開催される際までは、レベル6とレベル7はシークレットにしておきたいと思います。
さて『昇段試験』ですからもちろん評価もされます。なのでかわいそうではありますがその週によっては昇段できない場合もあります。しかし、評価のポイントは事前に伝えていました。評価のポイントは以下の内容です。
1、今から折る(折った)作品名を発表する。
発表できれば10点、できなかったら0点。
2、手順を覚えている。
10点満点から、一手順ヒントで1点減点。
3、角をきれいに折る。
10点満点から角がきれいに折れていない場所一カ所につき1点減点。
合計点数が20点以上で合格。
正直合格するのはそんなに難しくはないと思います。
今回のプログラムで子どもたちに求めたことは、
・教えてもらう間は、集中して相手の話を聴くこと。
・人前で発表すること。
・自分の出来る範囲で、丁寧に作業にあたること。
・他者の動きを見て覚えること。
・『試験』に合格できない時があることを受け止める。
でした。
内容はたかが折り紙です。できなくても何の問題もないと思います。私自身大人になって、折り紙が出来ない事で社会的不利になったこともありませんが、『失敗したことがない』『完璧主義』な大人になる前に、大きな不利益がでないような内容で『減点』『失敗』を経験して、あらたまった状態で発表する『プレッシャー』に負けないようになってほしくいと思います。