こんにちは。
和歌山県紀の川市貴志川町にある放課後等デイサービスK-if(けいふ)のやかんです。
今回の木曜日は、運動をするためにまず、必要となってくるのが肺活量ということで、『深呼吸』をテーマにプログラムを行っています。
意図的に呼吸を深くゆっくり吐き続けることが技術として必要になってきます。
通常の健康状態であれば、無意識のうちに行っている行動を意識して行うことは、意外と難しいことなようです。
深呼吸で意識的に行う動作はこちら
・肺に空気を通常以上に取り込み続ける動作。
・空気を吐いている時間。
・空気を吐ききる動作。
など言葉にするとおおまかにはこんなところでしょうか?
ではこの記事を読んでくれている皆さんに質問です。
上記の3つのことができない子どもにどうやって教えてあげましょう?
私は今回の内容で出来ない子どもがいることを正直想定していませんでした。完全に私の落ち度です。
なので今月のプログラムの進め方としては、現状の把握を優先させました。
・意識的に通常以上に吸うことができるのか。
・吸った空気を留めることができるのか。
・勢いよく吐くことができるのか。
・吐く息の時間を調節できるのか。
・状況に合わせた息の吐き方ができるのか
などなどを事細かく現状把握に努めました。把握の為に私は〇〇を使いました。
この事業に携わるようになって、5年ほどたちましたが、久し振りに物事の細分化を行いました。自分にとっては当たり前の行動を他者に言語化して伝える為に必要な作業ですが、単純であればあるほどこの細分化の作業が困難になります。
『なんとなく』『感覚』『気付いたら』などの無意識化で習得できていることは他者に言語化して伝えることがとにかく難しいのです。身近な事例をあげると『食べ物を食べる』動作を教えるようなものですかね?
さて今回私が使った物は何だったでしょう?答えは次月以降の記事に投稿したいと思います。